http://anond.hatelabo.jp/20090124021949(29)
■http://anond.hatelabo.jp/20090124021949
①いつか愛さなくなるかもしれない、その可能性をゼロにできないとしても『「一生愛し続ける」と宣言する』ことは可能である。『「一生愛し続ける」と宣言する』ことは、「一生愛し続けることを、100%保証する」ことではない。「宣言をした時点において、宣言をした発言者が、そうした信念(一生愛し続けようと思う信念)を持っている、ということを相手に表明する」ことでしかない。もし言葉が気になるならば、我々の結婚式では「一生愛し続ける」ではなく、あなたは「一生愛し続けようと思う」と述べればよい。
②そもそも「その可能性をゼロにできない、だからできない」というのは非合理である。そのレベルの事をいえば、そもそも全ての可能性は、ゼロではない。今はたまたま結婚が話題に上っているが、あなたは今まで「○○すべきだが、○○しない可能性をゼロにできない」という場面に何度も立ち会ったはずである(究極的な事をいえば、今こうしている間にも、私の事を殺すべきではないが、あなたが私を今すぐ殺さない可能性はゼロでない)。しかしあなたはそれでも今まで生きてきた。つまり「○○すべきだが、○○しない可能性をゼロにできない」事を分かりつつ、それでも「だからできない」ではなく「それでもする」と行動してきたことがあった、ということである。なぜ、今結婚においてそちらの行動がとれないか、その理由を聞かせて欲しい。(結局は、それほどしたくない、ということではないか?という言を含ませても可)
③結婚することはなるほど一つの契約には違いないだろうが、であるならば、余計に「一生添い遂げるのが筋」というのは意味不明である。「契約」は、それを結んでいる期間の間、互いの約束事を守ることである。実際に「離婚」があるとおり、「結婚」という「契約」は、破棄することが可能である。「一生添い遂げる」のではなく、「結婚したら、次離婚するまで添い遂げるべき」というのが正しいのではないか?アパートを借りるとき、仕事を得るとき、「契約」は世に溢れているが、どれも「一生」ではないはずである。「結婚」という「契約」だけは一生結ぶべきなのだ、破棄もあってはいけない、というのは、個人的な(もっというと宗教的な)単なる信念に他ならない。その信念はどういった理由でどこから来て、また何故そこまでその個人的な信念にこだわっているのか、それがあなたの主張の全ての元凶であるから、そこから話してもらいたい。また、それを改める気は無いのかということ、さらに無いのなら何故無いのかということもお話願いたい。
どれか選べ。
1
■彼氏を説得できる道はあるのでしょうか
結婚する気はない、といわれています。
契約を結んだからには、一生添い遂げるのが筋なのではないか、と彼はいいます。
その前提に立つと、あまりにも離婚をする人が多く
(真偽のほどは知らないが、既婚者の4割は離婚しているいう話を聞いたことがある)
それはつまり、多くの人々は、結婚というものをあまりに安易に考えすぎなのではないか、と彼はいいます。
結婚した人々は、本当に、その相手と一生一緒にいるという覚悟をもって結婚をしたのか?
もちろんその時はそのつもりだっただろうが、一時的な感情ではなく、一種の恋愛状態に陥っている自分から少しはなれて、客観的に色んな可能性をきちんと考慮したのだろうか?
結婚しなくても一緒に生きていく方法はある、そういう選択肢を考慮した上での選択なのか?
好きじゃないわけではない。
一生好きでい続け、愛し続けたいと考えている。
もちろん、一生一緒にいたいと思っている。
けれど、一生愛し続けると宣言することはできない。
いつか愛さなくなるかもしれない、その可能性を0にすることは不可能だ。
だから、結婚をする気はない。
それを踏まえたうえで、じゃあ私はその彼と結婚したいのか?
と考えましたが、その彼といる限り一生結婚はしないだろうこと、に
論理では納得しても、感情で納得しきれない私がいる。
やっぱり私は、結婚したい。その感情の流れは、しかしうまく説明できない。
なんで?納得できれば結婚するよと彼は言う。
金銭的援助が受けられる、という理由
(これと自分に対して誠実であることを天秤にかけ、後者をとると彼は言います)以外に、
彼を説得しうる方法が、見つからない。