http://anond.hatelabo.jp/20080528024845
■http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080527/p1
なんかすごい行き違いがあるんだよね。
Apeman氏らのほうは、HALTAN氏の立ち位置をまったく読み違えているから、中立を装っているとか神の目とかいう言葉まで出てくる。あまりにもな言いようじゃないか。
HALTAN氏はもともとそういう左側の運動に熱心だった人なはずで、だけど途中で見限ってしまったらしい。そういう人らしいことは、全体を通読してみれば分かる。だから、シンパシーを感じるのは今でも基本は左側なはずだ。だからこそ、左側に余計に厳しくて、左側には変な連中がたくさんいるといつも書いている。ましてや右側はかすかすだし。これは、中立性を保とうとしているのではない。
そういう人が、Apeman氏らのような議論をみて「お勉強されているのはよく分かりました」が現実はどうなんだ、ただの誇大妄想でしょ飛躍があるんじゃないのという世間知頼りの床屋政談になるのは当たり前だ。
他方、HALTAN氏が完全に間違えたのはこういう見当だったはずだ。
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080526/p2
id:Apeman氏はこの程度のこと(そんなに簡単にサヨクが説くような階級闘争史観の通りに世間は動かせねえよ!)(当の弱者や貧乏人も「俺だけはクレクレ弱者じゃない」と思いたいから、税制の逆進性の緩和や累進課税の強化などには必ずしも賛成しない)(「今は違う!」と言うかもしれないが、風向きはまた反対側に簡単に変わり得る)は分かっている人だと思っていたのだけれどなあ・・・。
実際、Apeman氏のブログを仔細に読めば、こういう見当付けはできないはずだ。彼の文章は、天皇の権力に対する嫌悪を前提にしていないと読めないものが多い。つまり、従来の日本の左翼の枠から一歩もでてない。したがって、金持ちから分どりゃいいとかも平気で書ける。ご高説が過ぎて現実性が完全に欠如する部分がでてくる。とはいえ「お勉強がお好きですね」というところで、こういう文章群もあっていいし、読んでるほうも勉強になる。そういうもんだと思って読めば済む。(むしろ、現実を変えるためにもっとがんばれと言いたいくらいなんだが)
だから、Apeman氏らからすれば「俺の文章をちゃんと読め」とか「頭を使え」とかそういう反論にならざるをえないのだが、しかしHALTAN氏はそもそもそういうところから出発してものを言っているのではないので「接点がない」とぼやくしかない。当たり前だ。
個人的にはHALTAN氏に共感するけどね。
日本の左翼が諸外国と比べて独特なのは、ただ反権力なのではなくて、天皇の権力に対する憎悪(とそれに伴う誇大妄想)があるからだ。だから必ずしも人民を守るためというわけではなくて、反「天皇の権力」が自己目的化している部分が大いにある(国旗・国歌問題なんかはそうだ)。たぶん、HALTAN氏が見限ったのは、こういうところなんじゃないか。にもかかわらず、屁理屈つけて憎悪感情を糊塗してもっともらしく見せるから。言い過ぎかもしれないけれど、でもHALTAN氏が感じているのはそういうことだと思うよ。で、ご高説が的を得るときもあれば、外すときもある。誇大妄想が根本にあるからね。それだけの話でしょ。HALTANさんは、手を引いて床屋政談やっとくほうがいい。絡む場所と人を間違えた。